いもがらぼくと
今年のお正月
今年の正月はいつも帰ってくる息子の家族にコロナストップを掛けたので、夫婦2人だけの正月になりました。
川越 宏樹
我が家のお正月
今年の正月はいつも帰ってくる息子の家族にコロナストップを掛けたので、夫婦2人だけの正月になりました。その息子が毎年送ってくれるおせちを2人で食べることになり、大分残して無駄にしてしまいましたが、写真は元旦のものなのでこれからってところです。
若干写ってるおせちですが、正月用のお盆の上には数の子、黒豆そしてお雑煮の椀が乗ってます。このお雑煮がお袋伝来というか、お袋の執念のお雑煮です。
代々受け継がにゃいかんというので、うちの奥さんが永年掛けて習得したものです。と言ってもこれが雑煮かよっていうくらいのシンプルさで雑煮と言うより単煮って感じです。
おすましの中に四角い餅が入っていてその上におやしが短く切って入ってます。それに香りを良くするのに柚子の皮を削ったものが乗ってます。
川越って名前の通り900年前は河越にいたようで、つまり埼玉の今の川越がルーツって訳です。
その名残りが関東風の角餅ってことのようです。生まれてこの方この雑煮しか食べたことがないので、正月と言えばこの雑煮です。
母は亡くなりましたが、無事に受け継がれ、今年は名古屋にいる息子のうちでも嫁が作ってくれたそうです。おやしが無くてもやしってのはご愛嬌です。
玄関の門松は元高校教師だったのが辞めて坊主になった自然寺の住職、岩崎念唯和尚が毎年来て作ってくれるものです。
日南の出身で、最近再婚してルンルンしてます。浄土宗ですから宗旨が違うのですが、構わず付き合ってます。
浄土真宗がうちの宗旨です。お花は奥さんがソロプチ繋がりの日南のK病院の奥さんに頂いた北郷産のスイトピーです。
色とりどりですが不思議なことに日にちが経つと2色に収斂していきます。もう一つは毎年つよし学園でついてくれる餅です。売ってる餅と違ってぎゅっと詰まった餅で、食べがいがあります。今年の正月の我が家でした。