会長挨拶
2025-26年 宮崎ロータリークラブ会長 小倉 和彦
永い歴史と輝かしい伝統のある「宮崎ロータリークラブ第73代会長」に選任されました小倉です。先ずは本年度を引き継ぐに当たり高木副会長や中村幹事、そして各委員長等の要職就任をご快諾された役員理事の皆様には篤く御礼を申し上げます。今後1年間当クラブ運営に当たり私と共に知恵を出し、汗を流して頂くよう伏してお願いを申し上げる次第です。また塚田会長以下前年度の役員理事の皆様は1年間誠にお疲れ様でした。今後とも適切なご指導やご助言を賜りますならば、新役員一同これに勝る幸せはありません。
さて今年度のIRのテーマは「よいことのために手を取りあおう」(Unite for Good)、また西本2730地区ガバナーは「居心地の良いクラブとは」を各々メッセージに掲げられ、そしてその最終到達点は「会員増強」に尽きるとも話されました。我々はこの両メッセージをしっかりと嚥下消化の上、その実現に向けて最大限の努力をするのは当然ですが、私個人の読解力不足で未だ五里霧中の為、中々手立てが見つからず悶々としています。
そこで私は「楽しくなければロータリーじゃあない」をメッセージとさせて頂きました。それは私たち100名の会員一人一人が心からロータリーライフを謳歌し、その姿を対外的に発信すれば会員増強は必然であり、その延長線上にある奉仕にも当然連係すると考えます。毎月の親睦会や会長杯ゴルフコンペに加え、山形及び奈良クラブ訪問、そして東京、大阪、博多OB会、更には来年6月の台北国際大会等にも奮ってご参加頂き、皆で同じ時間と空間を大いに共有すれば、私達はもっともっと仲良くなれると確信している次第です。
私の口癖である「群れず目立たず無理をせず」とは、派閥や徒党を組まず・自らの口を慎んで陰徳を積み乍ら裏方を楽しみ・家族や仕事が最優先でRCは次順位と云う意味でもあり、結果的にはその「3MZ」が末長くロータリーライフを愉しめる要諦かとも考えます。
前期3回のRLI及びPETS等の研修参加では様々な学びがありましたが、唯一の確信として宮崎RCは2730地区68クラブの中でも歴史や会員数、或いは会活動や組織運営等に於いても突出しており、特に3地区OB交流会は他クラブの垂涎の的でした。勿論これに胡座することは許されませんが、守るべきものと変えるべきものをしっかりと見極めつつ、新役員理事と力を併せ、会長としての責務を果たしていかねばと決意も新たにした処です。
因みに今期の例会プログラムは「守る・防ぐ・備える」を通年テーマとして、戦後80年を迎える本年、混沌とする国際情勢を俯瞰した「紛争や国防」及び、南海トラフ大地震の「防災や備蓄」等も担う自衛隊・警察・消防・行政・赤十字社や地震予知専門家、そしてインフラ保守担当の九電・JR等の関係者をお招きして県民最大の関心事に果敢に切り込むつもりです。皆様に「出席は義務!」等とは云わせぬよう、例会や各種行事の出席率向上に期待を寄せて会長就任の挨拶と致します。1年間何卒宜しくお願い申し上げます。